骨盤矯正の症例(その2)

お客様

女性 20代 和歌山市在住

来院

2017年11月

お悩み・症状

産後1年が経過し、2週間前から車を運転中に腰に痛みを感じるようになり、近場ですら運転できないほど痛みが強くなってきた。

 

産後の骨盤ベルトをしたらましになるものの根本的には良くならず、ベルトを外せば痛むという状況だった。

母親に相談すると、産後に骨盤を整えていないからだと言われ、家から近くの廣井整体院を教えてもらった。

 

ずっと家にいると息が詰まるような感じがするので、子供と遊ぶ時は自分の気分転換も兼ねて公園に行くようにしているのだが、その際に車に乗れないと困るということで来院を決意した。

施術内容と経過

初見時では立位と座位どちらでも骨盤の前傾がみられた。

特に立位で後屈した際に骨盤の前傾が顕著になり、胸腰椎部で体を反らす癖がついていた。

座位でも過度に背筋を伸ばすようにして座っており、腰椎部に触れると骨盤の前傾に合わせて腰椎も異常に前彎していた。

前後屈ともに痛みは無く、座位でのみ痛みがみられた。

 

無理に良い姿勢をとろうとして腰部の起立筋群や広背筋に疲労が溜まりゆがみが現れ、その部位に血流や酸素がうまく循環しなくなり、やがて筋肉がかたくなり痛みとして出てきた。

産後の骨盤のゆがみからくる姿勢の悪さがあり、それをかばい良い姿勢を維持しようとした筋疲労性の腰痛だと考えた。

 

初回はまず骨盤と頚椎を調整し全身のゆがみを整え、血流や酸素の循環を促した。

それで施術前と比べて座位での腰部の痛みや、前後屈の可動域も広がった。

 

2回目以降は頚椎調整と骨盤調整に加え、脊柱調整と体液循環調整を施した。

さらに骨盤前後ストレッチを指導し、過度に骨盤を前傾させる癖を修正した。

痛みが悪化することもあったが、癖を修正する過程の想定内なので問題ではなかった。

 

4回目には日常生活中の座位での痛みがなくなり、痛みを感じるのは運転時だけになった。

運転時の痛みも初回時に比べると半減している。

 

6回目には運転時の痛みもなくなり、次回から期間をあけてもこれ以上悪化しないか経過をみるため次回来院日を1週間後に設定した。

 

10回目に肩こりも気になるということで肩関節調整を追加し、さらに期間をあけても悪化しないかみるため今度は2週間に1回のペースで経過をみた。

 

14回目で期間をあけても悪化せず、肩こりも気にならなくなったので卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり 首痛

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 脊柱調整 肩関節調整 殿部調整 体液循環調整

考察

今回の症例では、産後の不安と姿勢を良くしないといけないという思い込みが招いた症状だった。

症状を作り出す原因を的確に取り除くことで自然と良くなっていくことを再確認した。

 

もし産後に何か症状を感じるなら骨盤ベルトだけでは改善されず、放っておくと痛みやゆがみが悪化するケースも多い。

そのような場合は適切な施術を受けていただくことをお勧めする。

 

執筆者

廣井整体院

永井純平

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