変形性膝関節症の症例(その2) 

お客様

女性 50代 無職 和歌山市在住

来院

2015年6月

お悩み・症状

5年前から左膝に痛みを感じ始め、3年くらい前から正座が出来なくなり、現在は朝起きる時の1歩目が特に痛く、屈伸は出来るが痛みがあり、痛い時は痛み止めを飲んでいる状態。

整形外科で体重を減らすように言われ2年前からプールに通い10㎏痩せたが、痛みは変わらずある。

3か月くらい前から左足の裏が痛くなり、整骨院で足底筋膜炎と診断されインソールを作って使っているが歩いた時と立ち話を30分くらいしていると足裏が痛む。

施術内容と経過

まず、膝関節の可動域をチェックしたところ右膝に比べて左膝の屈曲角度(90度)が悪く変形性の関節の動きの悪さが認められた。

次に膝関節周辺の筋肉の状態をチェックしたところ、筋力的には問題ないが伸縮性の悪さがあった。

膝関節の炎症、腫れや水も溜まっていないことから、循環不全による筋肉性の痛みだと考えた。

 

次に、左足裏の圧痛をチェックしたところ足底筋膜(土踏まずの筋肉)の踵骨付着部に圧痛著明で左膝をかばう事でふくらはぎや足底部の筋肉に負担がかかって痛みが出ていると考えた。

まず、全体のゆがみを整えるために頚椎調整、骨盤矯正を行ない、体液循環調整、膝関節調整、足底筋膜調整を行った。

初回から膝、足底共に痛みが軽減し3回目の施術以降は痛み止めを飲まなくてもいい状態になった。

6回目で朝の一歩目の痛みが無くなり、階段も上りやすくなったと報告を受けた。

その後、痛みがぶり返す事もあり症状に波はあるものの、徐々に改善し16回目の施術で経過観察とした。

同時に施術した症状・お悩み

変形性膝関節症 足底筋膜炎

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 体液循環調整 膝関節調整 足底筋膜調整

考察

この症例では、膝の痛みをかばっていることが足底の痛みを引き起こしている原因であった。

こういった症例では、膝が治らないと足底の痛みも治らないので同時進行で治療していかなければならず、両方の症状が共に順調に改善して行けばスムーズに良くなっていくが、そううまくいかないケースもあるので、それを踏まえて最初の段階で説明をしっかりしておくことが重要である。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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