背中の痛みの症例(その1)

お客様

男性 20代 会社員 和歌山市在住

来院

2015年4月

お悩み・症状

4ヶ月くらい前から背中や肩甲骨まわりのハリやこりが取れず、常にジーンという感じの張っているような痛みがある。

3ヶ月くらい前に病院で診てもらった時にストレートネックが原因だと言われたが、患者さん自身としては根本原因は首以外にあるのでは?と思っている。

背中や肩甲骨まわりのハリやこりがあることで眠りが浅く、疲れが取れないことや頭がすっきりしないといった症状もある。

去年の夏までは肩こりはなかったが、仕事で重いものを持った時に痛みが出てからから感じるようになり、今の仕事内容は長時間の運転メインに変わったが現在も続いている。

 

施術内容と経過

まず、背部を触診したところ腫脹と筋肉の張りがあり、肩関節の可動域をチェックしたところ、全体的に動きが悪く特に外転の動きに硬さが認められた。

これらのことから、原因は仕事で重いものを持った時に背部の筋肉を痛めたことと、疲労の蓄積による体のゆがみからくる背中や肩甲骨周辺の筋肉、神経への循環不全だと考えた。

頚椎調整、骨盤矯正、肩関節・肩甲骨調整と体液循環調整を行ったところ、4回目の施術で眠りが深くなり始め背中や肩甲骨周辺の張りが軽減した。

その後、施術を重ね背中や肩甲骨まわりのジーンという感じの張っているような痛みは調子の良い日と悪い日の波はあるものの、徐々に安定し12回目の施術で背中や肩甲骨まわりの症状は完全に消失したため治癒とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 肩関節・肩甲骨調整 体液循環調整

考察

仕事で重いものを持った時に背部の筋肉を痛めたことと、疲労の蓄積による体のゆがみからくる背中や肩甲骨周辺の筋肉、神経への循環不全が原因で筋肉が正常に伸縮できないことによる硬さと張っているような感覚異常による痛みの症例であった。

背中の痛みは肩甲骨や肩関節の動きが改善されると、痛み自体が改善されることはよくあることで、痛みが出ている場所にとらわれすぎず、全体の動きを分析して施術する必要がある。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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