手のしびれの症例(その5)

お客様

女性 30代 飲食店勤務 和歌山市在住

来院

2016年5月

お悩み・症状

3~4年前から右手の中指と薬指の第一関節から先にジワジワしたような感じのしびれがあり、マシになったりまた出たりしている状態。

字を書いたり化粧をしている時にしびれが増してくる感じがあり、最近では力が入りにくい時もある。

右肩の痛みもあり朝起きた時に右肩から腕全体がしびれていることもたまにある。

3か月前に整形外科を受診した時は首からきているのだろうと言われ、痛み止めの薬を処方されたが良くならなかった。

施術内容と経過

まず、しびれの原因を探るために各部の検査を行ったところ、手関節背屈でしびれが悪化する事と、チネル徴候陽性だったため指先のしびれは手根管症候群が原因だと考えた。

次に、右肩関節から前腕部の検査を行ったところ、肩関節の可動域制限と僧帽筋や前腕屈筋群など肩から腕周辺に筋肉の硬結があり、たまに感じる朝起きた時の腕全体のしびれと力が入りにくくなるのは、右腕全体の循環不全からくる症状だと考えた。

 

頚椎調整と骨盤矯正で全体的なゆがみを整え、手関節調整と右肩~前腕部の筋肉調整を行った。

6回目の施術で指先のしびれが減少し始め、握力検査は右22㎏、左26㎏だった。

7回目の施術で握力左右共に26㎏に改善し腕と指先のしびれはかなり良くなってきていると報告を受けた。

9回目の施術でしびれと力の入りずらさはほぼ消失するも右腕のだるさが残っている状態で、その後も施術を重ね、16回目の施術で症状ほぼすべて改善し治癒とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 手関節調整 肩関節~前腕部MT

考察

この症例での、しびれの原因は手根管症候群と右上肢の循環不全の2つだった。

一般的にはしびれというとヘルニアや変形などで頚椎など脊椎が原因だと考えることがほとんどだが、この症例のようにそもそも首が原因でないこともあるし、原因が1つではなく複数あることもあるので、初めから決めつけるのではなく体全体を俯瞰して診ることが重要であると考える。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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