頭痛の症例(その4)

お客様

男性 30代 整備士 和歌山市在住

来院

2018年 3月

お悩み・症状

1週間くらい前から、右こめかみに何もできない位の頭痛を感じるようになり、仕事に支障が出始めた。

脳神経外科を受診し、MRI検査を受けたが脳には異常はなく「片頭痛かな?」と言われ薬を処方され服用したが良くならなかった。

何とかこの頭痛を和らげる方法は無いかとインターネットで調べていた時に当院この事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、カウンセリングで症状を伺ったところ右こめかみの頭痛と右首に痛みと張りを感じるとの事。

検査は、まず頚椎の可動域をチェックしたとろ後屈と左右側屈で右首の痛みと張りが増悪し可動域制限も見られた。

次に、肩関節、肩甲骨、脊柱、骨盤の各部分の可動域検査を行った所、各所に可動域制限とゆがみが見られたことから、体のゆがみが原因で血流の循環が悪くなって起こる緊張型頭痛だと考えた。

 

まず、頸椎調整と骨盤調整を行い体のゆがみを整えて初回は終了した。

2回目以降は、初回の施術に加え体液循環調整と両肩MTを加えて調整を行ったところ、2回目の施術後は毎日起こっていた頭痛が1週間に1回だけになった。

 

3回目の施術後は頭痛は消失したものの、背中の痛みを少し感じたと報告を受けた。

 

6回目の施術で、頭痛・背中の痛みは消失したものの、頸椎と肩甲骨の可動域制限が残っていた為、その後も施術を重ね、8回目の施術で可動域制限と症状が完全に消失したので卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

右首の痛み・張り

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 体液循環調整 両肩MT

考察

緊張型頭痛は、首や肩のこりや痛みを伴うが普段の肉体的・精神的な疲れが溜まって起こる体のゆがみを整えて血流やリンパの循環を安定させることがあれば頭痛や首や肩のこりや痛みも改善していく。

 

病院のMRI検査で異常がない場合、片側に起こる強い頭痛は偏頭痛だと言われることが多いが、この症例の様に、偏頭痛ではない事もあるので思い込まないように注意が必要がある。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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