膝の痛みの症例(その3)

お客様

女性 40代 主婦 和歌山市在住

来院

2016年3月

お悩み・症状

2ヶ月半前くらいから右の膝裏に痛みを感じ始め、趣味のソフトバレーやバトミントンをすると違和感や痛みがあり、シップを貼って様子を見ていたが良くならずに来院。

長時間座っていて立ち上がる時や寝るのに膝を伸ばした時、膝の屈伸時に痛みと違和感が有る。

施術内容と経過

まず、膝裏の視診と触診、可動域検査を行ったところ、可動域には問題ないもののハムストリングスや膝窩筋、腓腹筋部に圧痛と軽度の腫脹があり、これが違和感や痛みを出している部分だと考えた。

次に、体を全体的に診ると猫背姿勢になりやすく脊柱の硬さがあり、慢性的な肩こりがあるとのことだったので背部の筋緊張が膝裏に影響している可能性も考え施術した。

頚椎調整、骨盤矯正で全体的なゆがみを整えてから膝関節調整を行ったところ、膝裏の圧痛や違和感が軽減した。

その後も、ソフトバレーやバトミントンを続けながら施術を重ね、膝裏の痛みや違和感をたまに感じるようなやや不安定な状態があったが徐々に改善し、14回目の施術で症状改善し良好につき治癒とした。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 膝関節調整 体液循環調整 肩関節調整

考察

この症例では、膝裏の痛みは強くはなかったが猫背や全体的なバランスの悪さがあり、痛みや違和感が出たり治まったりと不安定で、それを安定させるために継続的な施術が必要であった。

足を片方でしか組まないなどの癖もあり、そういった生活習慣の指導もしたのでよほど疲労が溜まるか新たに傷めない限り再発はしないと考える。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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