偏頭痛の症例(その1)

お客様

女性 30代

来院

2015年11月

お悩み・症状

高校生の時に偏頭痛を発症。

25歳くらいの時から偏頭痛の起こる回数が増え始め、多い時は各週に偏頭痛が起こり酷くなると吐き気も出る。

偏頭痛の起こりやすい場所は首の付け根が多く、後頭部全体や目の奥が痛くなることもある。

一度起こると頭痛がジワーっと続いて強くなるかそのまま治まる。

ミグシス(偏頭痛予防薬)を服用すると少しましになる。

アルコールを飲むと反応する事があり、お風呂に入るとマシになる。

普段の生活に支障があり、頭痛薬に頼らない生活を希望されて来院

 

 

施術内容と経過

偏頭痛と首の付け根と後頭部の痛みは緊張型頭痛の複合頭痛と考えた。

両肩の肩関節の動きの悪さや筋緊張、脊柱の硬さもあり頚椎と骨盤のゆがみ調整を行ない全身の循環調整と肩関節・肩甲骨調整を行ない3回目の治療までで頭痛は全くでなくなった。

自宅での肩甲骨周辺のストレッチを指導して経過観察をしながら週1回の施術を繰り返し初回施術から頭痛が全くなくなり全身状態も安定したため、12/25(全8回の施術)に卒業、再発の不安があるとおっしゃられたので月に1回の経観察を3月まで行なった。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり ストレートネック 背骨の痛み 腰痛

施術方法

頚椎調整 骨盤調整 体液循環調整 肩甲骨調整 頭蓋調整

考察

偏頭痛と緊張型頭痛の複合型頭痛で緊張型頭痛の方がメインの頭痛だった。

首や肩周りの疲労が引き金だったのでその部分を施術で取り除いたことで頭痛が起こらなくなって患者さん自身の安心感もともない改善が早まった。

頭痛が出なくなったとはいえ、疲労の蓄積で再発の可能性があるので、以後のセルフケアが重要であると考える。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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