膝の痛みの症例(その6)

お客様

女性 40代 会社員 和歌山市在住

来院

2016年8月

お悩み・症状

2~3年前から右膝の内側に痛みがあり、最近膝の痛みが悪化し始め歩くと右膝と足の付け根の部分に痛みがあり、右膝は曲げるのも痛くて1~2ヶ月くらい前から正座できない状態。

5~6年前から骨盤のゆがみを自覚していて、左右の足でズボン丈が違う。

また、脚を組む癖があるのだが右上にしてでしか脚を組めない。

骨盤ベルトをしたけど骨盤のゆがみは治っていない。

施術内容と経過

まず、膝の状態をチェックしたところ、膝関節に炎症や腫れはなく、次に圧痛と可動域検査を行ったところ内転筋群に圧痛と開きの悪さがあったため筋肉性の膝の痛みだと判断し、次に骨盤のゆがみをチェックしたところ骨盤後傾・右骨盤の開き・左骨盤の内上方へのゆがみが確認できたため、骨盤のゆがみが原因で起こる膝の痛みだと考えた。

頚椎調整と骨盤矯正で骨盤と体全体的なゆがみを整えてから膝関節調整を行ったところ、屈伸時の膝の痛みが軽減した。

その後、施術を重ね徐々に膝の痛みは改善し、4回目の施術で正座が出来るようになり歩行時の痛みも気にならない程度にまで改善した。

6回目の施術で、骨盤のゆがみも問題ない状態になり両方どちらでも足が組めるようになり、膝の痛みも消失したため治癒とした。

同時に施術した症状・お悩み

骨盤のゆがみ

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 膝関節調整 体液循環調整

考察

この症例では、骨盤のゆがみが原因で起こる膝の痛みであった。

年齢的にも膝の変形は問題なく、炎症性の痛みや腫れもなかったため順調に改善していった。

こういった症例では、膝関節だけに電気を当てたり湿布や注射をしても良くならないので骨盤や体全体を見て施術することが重要である。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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