坐骨神経痛の症例(その1)

お客様

男性 70代 伊都郡かつらぎ町

来院

2016年5月

お悩み・症状

2か月前から右足の太ももから足首の上にかけての痛みがあり歩くのも困難な状態が続いている。最近は少し歩けるようになってきたが足を引きずるように歩いている状態。

足にしびれはない。

病院でのMRI検査では異常なしと言われ、坐骨神経痛だろうという事でブロック注射をするも痛みに変化なし。

歩行時の痛みがあるが座っていると痛みはない。

寝ていてもズキズキするような痛みがあり寝返りも打てないくらいに痛いのでぐっすり眠れない状態。

湯船に浸かると痛みが少しましになる。

施術内容と経過

主に痛みが足を動かした時に出る事と下肢の触診で筋肉の全体的な浮腫みと硬さに左右差がある事、湯船に浸かると痛みが軽減するという事から、右下肢筋肉、神経の血液循環が悪くなっている事が原因だと考えた。

初回の施術で膝関節調整、体液循環調整を行ったところ施術前に比べ歩きやすくなったが膝周辺の痛みが残っている状態だった。

3回目の施術で歩行時の痛みはほぼ消失、仕事に復帰できるようになった。

症状ほぼ改善するも、階段を上る時だけに違和感が残っていたが9回目の施術で全症状改善し治癒とした。

同時に施術した症状・お悩み

なし

施術方法

膝関節調整 体液循環調整 下肢筋肉調整

考察

病院で坐骨神経痛だと診断されてブロック注射をしても症状が改善しない場合は、坐骨神経痛ではなく今回同様に下肢筋肉、神経の血液循環が悪くなっている事が原因であるケースが非常に多い。

 

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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