坐骨神経痛の症例(その5)

お客様

男性 60代 会社員 和歌山市在住

来院

2016年5月

お悩み・症状

6か月前に引越しで作業していた時に臀部に怪しい感じがあり、それ以降はあまり気にならない程度だったが、約1か月前から左の臀部の痛みとすね(前脛骨筋部)の痛みと痺れが出現。

8年前にも同じような症状になったことが有り、その時は整形外科を受診し「坐骨神経痛」と診断され同病院ではよくならず、その時は免疫療法?という治療法で治ったが、今回はその治療法では良くならずにインターネットで調べて当院のことを知り来院。

寝ているのが一番楽で、それ以外の座っている、立っている、歩くのも左臀部の痛みとすねが痛く痺れる状態。

普通に仕事が出来ない事に困っており、具体的にはデスクワークや車の運転、便座に座った時がツラいとの事。

施術内容と経過

検査を行ったところ、神経症状の所見も見られたが、特に骨盤・仙腸関節のゆがみによる殿筋や大腿筋膜張筋、前脛骨筋の循環不全が原因の要素として大きいと考えた。

骨盤・仙腸関節矯正、体液循環調整、下肢筋肉調整を行ったところ、3回目の施術で便座や風呂の椅子に座るのが楽になってきたと報告を受けた。

6回目で症状の改善してきているものの、日によって痛みや痺れに差があるとの事。

12回目の施術で、痛みの症状がかなり改善してきたので、ゴルフの打ちっぱなしに行ってみたが調子が良かったと報告を受けた。

その後、症状は順調に改善し16回目の施術ですねに違和感が少し残っている程度まで回復し経過観察を行っている。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤・仙腸関節調整 体液循環調整 下肢筋肉調整

考察

今回の症例では、6か月前の引越し作業中に骨盤・仙腸関節に微小なゆがみが生じて、そのゆがみが少しずつ進行したことで左下肢の症状として現れたと推測する。

完治まで目前だが、再発しないかの不安を強く感じているとのことなので、完全に不安がなくなるまでメンテナンスを行ないながら経過を見ていく。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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