腰椎椎間板ヘルニアの症例(その8)

お客様

男性 20代 介護職 和歌山市在住

来院

2018年 6月

お悩み・症状

1か月前から、腰から左足にかけての痛みを感じるようになり、済生会病院で見てもらったところ腰椎椎間板ヘルニアだと言われ、経過をみるとのことで痛み止めや胃薬などを処方され様子を見ていた。

発症当初に比べ徐々に痛みが軽減していたが、2日前に何の前触れもなく急に再発・当初より悪化し、まともに立てなくなり、歩行や寝起きも困難な状態になった。

 

以前から、当院の事を何となく知っておりインターネットで調べて、「出来るだけ仕事に早く復帰したい、根本的に治したい、再発させたくない。」と思い来院された。

施術内容と経過

初見時、立位検査の前屈で可動域制限と腰から右下肢にかけての痛みが出現し、次に行った体幹(腰椎)の回旋は、痛みで動かせないレベルであった。

最後にSLRテストを行ったところ、陽性であったため病院の見立てと同じく腰椎椎間板ヘルニアからくる痛みであると考え施術を開始した。

 

初回は、全身の筋肉が過緊張していたので、まずはそれを取り除くべく頸椎と骨盤のゆがみを調整し終了、初回来院日から3週間仕事の休養をもらえるとの事で2~6回目までを全身調整をメインに週2回で施術する計画を立てた。

 

2回目の施術からは、全身の血流・リンパの循環調整と下肢筋肉調整、腰椎椎間板ヘルニア部分の調整を追加して行ったところ、3回目の来院時には寝やすくなったのと歩行が楽になり始めたと報告を受けた。

 

5回目の施術で腰の回旋がしやすくなり、6回目の施術後からは介助の制限を指導し、当初の計画通り仕事に復帰することができた。

 

その後は、週に1回の施術を行い、9回目の施術後は介護の仕事に支障がないレベルにまで改善した。

それ以降は、前屈時の可動域制限と腰から右下肢にかけての痛みがやや残っていたため根本改善を希望されていたので施術を重ね、14回目の施術で症状全て消失したため卒業とした。

 

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 体液循環調整 下肢MT 腰椎調整

考察

この症例の様に、症状が発症・再燃した時に激し痛みを伴うとヘルニア部分だけでなく全身の筋肉の過緊張が起こり、それが症状の回復を著しく妨げるので、まずは全身の筋緊張を取り除くことから始め、徐々に無くなってきたタイミングでヘルニア部分の調整を行うのが最も早く、そして痛みが少なく改善していく順序だと考え当院ではヘルニアの施術を行っている。

ヘルニア部分だけにフォーカスした施術で良くならない場合は、特に気を付けるべきなので参考にしていただきたい。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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