坐骨神経痛の症例(その11)

お客様

女性 50代 主婦 和歌山市在住

来院

2017年3月

お悩み・症状

1年くらい前から左足のお尻からスネの外側にかけてのだるさとしびれがあり、1か月前から悪化してきた。

特に夕方と朝にだるさとしびれがあり、寝返りするときに左足が重く歩いた時にもだるさとしびれが悪化する状態。

1か月前に整形外科でレントゲン検査を受けた時に腰の4、5番のヘルニアだと言われ薬と湿布を処方され注射もしたが良くならず、インターネットで調べていたところ当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、まずSLRテストなど腰椎ヘルニアの検査を行った所、陰性で腰椎ヘルニアが原因ではないと判断した。

次に、梨状筋症候群などを疑い検査を行うも陰性で、筋力や関節の可動性の検査を行った所、左殿筋~大腿筋膜張筋、前脛骨筋の硬結、浮腫みがあったことから、ゆがみからくる血流などの循環不足による筋痛症であると考えた。

 

まず、頚椎調整と骨盤調整で歪みを整えてから臀部~下腿MTを行い、筋肉と循環の調整を行ったところ、2回目の来院時にかなり楽だったと報告を受けた。

7回目の施術でだるさやしびれの度合いが6割改善し、日中のだるさやしびれはかなり軽減された。

14回目の施術で、当初からあった左足のだるさやしびれの症状はほぼ消失し、経過観察とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 臀部~下腿MT

考察

今回の症例のように、病院の検査でヘルニアだと言われても、実は他に原因がある、もしくは複数の原因が重なっていることはよくあることで、当院では病院での検査結果に先入観を持たず検査を行い、体を全体的に見た状態から原因を判断すように常に心掛けている。

その判断が間違っていなければ、あとは適切な施術を選択して経過を見て行けば症状が良くなっいていくのは当然の事である。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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