坐骨神経痛の症例(その10)

お客様

男性 40代 海南市在住 自営業(水道工事)

来院

2017年6月

お悩み・症状

6日前から右臀部~太もも裏にかけての激痛と右内もものしびれ感が急に出始め、歩くのも困難な状態だった。

整形外科で見てもらった所、レントゲン上では異常はなく坐骨神経痛だと言われて、湿布と痛み止めをもらったが良くなる気がしなかったので、インターネットで「和歌山 坐骨神経痛」と検索した所、当院の事を知り来院。

施術内容と経過

発症当初は激痛が続いていたが、来院の前日から少し痛みがひき始め、右内ももにしびれるような違和感はあるものの歩行は普通にできる程度にまで改善している状態だった。

SLRテストなど腰椎椎間板ヘルニアのテストは陰性で、梨状筋テストが陽性だったため、急性梨状筋症候群であると考えた。

発症時より痛みが軽減してきているとのことだったので、頚椎調整と骨盤調整で全体的な歪みを調整してから内転筋・殿筋系MTを行い梨状筋の調整を行った。

3回目の施術で、痛みはほぼ感じなくなったが右内ももの違和感と梨状筋に引っかかるような硬さが残っていたので、その後も施術を重ね、6回目の施術で症状消失し歪みも整ったため卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤調整 内転筋・殿筋系MT

 

考察

この症例では、発症当初は歩行困難で仕事にも行けないほどの痛みだったが、急性期の痛みの軽減と共に施術を計画的に行うことが出来たので、順調に症状消失まで比較的早期に進めることが出来た。

こういった症例では、梨状筋の引っ掛かりが残っていると再発することもあるが、今回のケースではそういった部分まで完全に取り切ることが出来たので再発することはないであろう。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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