腰痛の症例(その2) 

お客様

女性 40代 会社員 和歌山市在住

来院

2016年3月

お悩み・症状

時々起こる腰痛と慢性的な肩こりがある。

昨日の朝用意をしていた時に腰に急に痛みを感じてから腰が伸びずにまっすぐ立てなくなり、前かがみや歩いた時に腰に痛みがあり、特に椅子から立ち上がる時が1番痛い。

以前から腰痛と肩こりの治療に整骨院に通っていたが、時々起こる腰痛と慢性的な肩こりは根本的には良くならず、ゆがみが原因かも知れないとなんとなく気にしている。

施術内容と経過

まず、立位で腰が伸びない状態で骨盤前傾が顕著で、腰椎が後弯できず触診で大腰筋や腰方形筋が拘縮していることが確認できた。

骨盤と脊柱のゆがみもあり、疲労の蓄積からくるゆがみが原因で起こった筋痛症による腰痛だと考えた。

まず、頚椎調整と骨盤矯正を行い骨盤と脊柱のゆがみを整えてから体液循環調整、大腰筋調整を行ったところ2回目の施術ではじめの痛みが10とすると5まで改善した。

3回目の施術で痛みはほぼ消失するも姿勢がキープしづらい(腰が伸びない)状態。

4回目の来院時、その日に歩くのが多かったせいか腰に痛みがあったが施術後は消失、姿勢をキープするための骨盤体操をその日から行うよう指導した。

その後、徐々に姿勢も安定して腰が伸びるようになり、8回目の施術で症状改善し治癒とした。

患者さんの要望で腰痛と肩こりの再発防止のため1ヶ月に1回、メンテナンスの施術で経過観察を行っている。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 大腰筋調整 体液循環調整 肩関節調整

考察

もともと、猫背姿勢で腰痛や肩こりなど腰から首まで疲れが溜まりやすい状態にあり、疲労の溜まり度合いが悪化したことでゆがみも悪化しぎっくり腰のような腰痛を引き起こしてしまったと考えられる。

こういった症例は、痛みをとった後のケアが重要で疲れがたまると、また強い腰痛を発症する可能性が高まるが、自宅でのセルフケアなどで疲労をうまく解消すれば予防はできると考え、当院ではそこにフォーカスしてセルフケアなどを指導している。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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