腰痛の症例(その1)

お客様

男性 50代 会社員 和歌山市在住

来院

2015年8月

お悩み・症状

もともと腰痛があるが毎年、夏になると腰痛が悪化する。(冷えのせい?と思っているとの事)

今回は、1週間前から腰痛が悪化し体を前に倒す前屈動作で左腰と右の太もも裏に痛みがあり、昨日、一昨日は立ち上がれないほどの激痛があった。

15年ほど前に整形外科で診察を受けた時に、腰椎5番と仙骨1番にヘルニアがあると言われたことがある。

施術内容と経過

まず、姿勢チェックで右肩下がりが顕著で次に前後屈動作、左右の大腰筋テストと腰椎回旋動作をチェックしたところ、大腰筋テストで腰部の痛み増悪し腰椎回旋動作では左右両方の回旋動作で可動域制限が見られたこととSLRテスト陰性で神経症状もないことから、ヘルニアではなく疲労の蓄積によって起こるゆがみからくる腰周辺の体液循環不全が原因だと考えた。

頚椎調整と骨盤矯正で全体的なゆがみを調整してから大腰筋MT、両肩関節調整で姿勢を整える施術を行ったところ、2回目5日後の施術では初めの痛みが10とすると4にまで改善し、6回目の施術で腰の痛みと右の太もも裏の痛みは消失した。

その後は、毎年夏場になると腰痛が悪化するパターンを根本的に改善したいとの要望があり、1ヶ月に1回のメンテナンス施術を継続中。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 体液循環調整 大腰筋MT 肩関節調整

考察

典型的な疲労の蓄積によって起こるゆがみからくる腰周辺の体液循環不全が原因の慢性腰痛であった。

毎年夏場になると腰痛が悪化するパターンがあるが、今の安定している状態を継続すれば再発はしないだろう。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀

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