頭部外傷後に起こった、めまいの症例

お客様

男性 50代 運送業 和歌山市在住

来院

2019年 5月

お悩み・症状

2日前に傷害事件に巻き込まれ、コンクリートに右の後頭部を3~4回打ち付けられた。

その直後から、回転性めまいが起こり、日赤に救急で診てもらったがCT検査では異常なしと言われた。

その後も、寝起きや寝返り、頭を動かした時に回転性めまいが起こり、受傷後からずっと車酔いしたような感じと吐き気がある。

耳の聞こえづらさや耳鳴り、耳閉感などの症状なし。

既往歴は特になし。

 

病院では、異常なしと言われたものの、なぜめまいが治まらないのかインターネットで調べていた時に当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、カウンセリングで頭部の異常や既往歴がないことが確認できたことから、まずは、緊急性・危険性の高いめまいでないと判断した。

 

検査は、まず立位からの前後屈と左右側屈・体幹回旋を行ったところ動作に伴う、めまい・ふらつき感があり、検査側からもふらつきが目視確認できた。

次に、眼振検査を行ったところ右側臥位で眼振出現したことから、右後頭部を打ち付けられたことで右内耳に異常が起こり、回転性めまいを発症したと考え施術を開始した。

 

まず、右内耳に対してエプリーを行い、再検査したところ立位での動作に伴うめまい・ふらつき感が軽減されたことが確認できたので初回終了。(この施術終了時点で、吐き気は治まっていない。)

2回目来院時(初回施術から4日後)、めまいを感じる回数が減り、吐き気が治まり仕事に行けるようになったとのこと。

立位検査では、後屈で少しふらつきを感じる状態。

眼振検査では、右側臥位でごくわずかではあるが眼振出現したので、今回も右エプリーを行い、頸椎調整と体液循環調整を行い、立位検査でのふらつきの減少が確認できたので終了。

 

2回目来院から、4日後に電話連絡があり、めまいの症状が完全に治まり、様子を見たいとのことだったので経過観察とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

エプリー 頚椎調整 体液循環調整

考察

この症例では、頭部を打ち付けられるという外力刺激で右内耳に異常をきたし、回転性めまいが起こっていた。

頭部外傷の場合、まずは病院の検査で脳内の出血や損傷が無いかを検査せる事が最優先であるが、異常がない場合で薬では良くならず、めまいの症状が残る場合は、徒手療法で改善させる方法があるという事をぜひ知ってもらいたい。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀