良性発作性頭位めまい症の症例(その8)

お客様

女性 50代 会社員 泉南郡熊取町在住

来院

2018年 11月

お悩み・症状

9カ月位前から、グルグルと目が回るような回転性めまいが起こるようになり、治まった後もフラフラするめまいが残るようになった。

耳鼻科で診てもらった所、良性発作性頭位めまい症と言われ薬を処方されたが完全に良くなり切らない状態が続いている。(12月に大阪の某有名大学のめまい外来の受診予約を取った。)

 

また、いつめまいが起こるのか常に不安で、数日前にまた回転性めまいが起こったので、某有名大学のめまい外来の受診まで待っておれず、インターネットで調べていた時に当院の事を知り来院。

 

既往歴、内科疾患は特になし。

肩こりや腰痛は以前からあるのと、ぐっすり眠れていないとのこと。

耳の詰まり感や聴覚異常はない。

施術内容と経過

初見時、まず立位での前後屈運動を行った所、目がまわる感覚あり。

次に眼振検査を行った所、左で反応があったため、左の内耳異常による良性発作性頭位めまい症だと考えた。

最後に肩関節と頚椎の可動域をチェックした所、両肩外転、頚椎後屈・左右側屈で可動域制限が見られた。

 

以上のことから、左内耳異常を引き起こしているそもそもの原因は、疲労の蓄積によるに

あり、それによってめまいを始め、肩こりや腰痛、睡眠障害などの症状が起っていると考え施術を開始した。

 

初回はまず、左エプリー法を行い、再度立位での前後屈運動を行ったところ、めまい感消失し初回施術終了。

2回目以降の施術は、仕事の兼ね合いもあり週1回で施術を行う事とした。

 

2回目来院時、初回施術以降は回転性めまいが無くなったが、強くはないもののふらつく感じはまだ残っているとの事だったので、自律神経の乱れと体の歪みを整える為に頚椎調整と骨盤調整、両肩MTを行い終了した。

 

5回目来院時には、1週間ふらつく感じもなくなったが、頭を動かした時(特に立位の後屈から戻した時)にフワっとする感じが残っているとの事。(肩こり 腰痛 ぐっすり眠れない症状もほぼ改善)

 

6回目の来院時には、残っていたフワっとする感じも無くなり卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり 腰痛 ぐっすり眠れない

施術方法

エプリー 頸椎調整 骨盤調整 肩関節MT

考察

回転性めまい(良性発作性頭位めまい症)は数日で何もなかったように良くなる方もいるが、この症例のように出たり治まったりと長引いてしまう方も多い。

 

出たり治まったりしてしまうその理由は、自律神経の乱れと血流やリンパの流れが安定していないことにあると当院では考えている。

 

逆に言うと、内耳を整えて自律神経の乱れや血流やリンパの循環が整えばめまいの症状は消失し、良い状態が安定すれば再発する事もないので、諦めることなく希望を持ってほしい。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀