メニエール病の症例(その5)

お客様

女性 30代 主婦 有田郡湯浅町在住

来院

2018年 11月

お悩み・症状

3年前にめまいが初めて起こり、耳鼻科でメニエール病と診断された。

10日前から、フワフワする浮動性めまいが起こり、めまいが起こる数日前から右耳鳴りが起こり始めた。

座っていても倒れそうになるようなフワフワしためまいで眠たいのに寝れず、家事や育児にも支障を感じ始め不安感が増してきた。

 

その他には、肩や首・背中のこりや足がつる、冷え性、生理痛、疲れが取れないなどの症状もあり。

 

インターネットで調べていた時にたまたま当院の事を知り、一度施術を受けてみようと思い来院。

施術内容と経過

初見時のカウンセリングでは、うつろな表情で座っていてもふらふらして、今にも倒れそうな状態で、特に不安感がずっとあると口にしていた。

 

次に各検査を行ったところ、まず立位ではじっと立っていられず、ふらふらと体幹が揺れる状態。次の眼振検査は陰性であった。

 

可動域検査では、首後屈(⧺)、両肩外転(⧺)、脊柱前弯(⧺)で各所の可動域制限が見られた。

以上のことから、複数の原因が重なって症状を発症していると考えたが、まずは、体力低下が顕著であることと、内耳異常が考えられたのでそれに対してアプローチする施術から開始した。

 

初回施術は、頸椎調整と骨盤調整を行い全身への血流やリンパの流れを整えて終了。

 

2回目来院時(初回から2日後)は、初回時に比べてややふらつき感がマシになったとの事。

今回から、体液循環調整と肩関節MTの施術を追加した。

 

3回目来院時(初回から6日後)は、3日前から右耳の詰まり感が続いており、不安感が強くなっていた。

今回は、特に内耳のリンパ循環と耳管の調整を行った。

 

5回目来院時(初回から10日後)、今朝から回転性めまいが起こり、自力で歩けない状態で吐き気もありバケツを抱えて担ぎ込まれるように来院。

眼振検査、左陽性で左内耳の異常があったので、左エプリーを行い終了。

 

6、7回目来院時(初回から11,12日後)は、ふらふらするものの自分で歩け、吐き気も治まっていた。

カウンセリングで栄養面の偏りがあったので炭水化物を減らすことと、食物繊維、酵素、ビタミン、ミネラル、水分の積極的な摂取方法を指導した。

 

9回目来院時(初回から22日後)は、ふわふわめまいもかなり治まったものの、ふらつく感じがあるとの事だったので、目の検査を行ったところ眼球運動に偏りが見られたことから、眼球調整を追加して行った。

 

11回目来院時(初回から35日後)は、ふらつき感も無くなり始め、自分で運転してイオンへ買い物に行って楽しめたと報告を受けた。

あとは、眼球運動と前屈から戻したときのフワッとする感じが残っているとの事。

 

15回目来院時(初回から57日後)、めまいやふらつきを始め、すべての症状が完全に消失したため卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

肩や首・背中のこり 足がつる 冷え性 生理痛 疲れが取れない

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 体液循環調整 肩関節MT 眼球調整 クラニアル 自律神経調整

考察

この症例では、複数の原因が重なってめまいを始め、その他の症状を引き起こしていたが、私は、そのそもそも根底にあったのは、疲労の蓄積と不安の感情にあったと考える。

 

症状発症のかなり前から、疲労の蓄積と不安の感情が自律神経の働きを乱し、睡眠がうまく取れなくなることで更に疲労し悪循環にハマってしまったのであろうと推測できる。

 

症状は、もともと弱い箇所や疲れの溜まりやすい箇所に起こりやすい傾向にあるので、最終的にめまいやふらつきの症状として現れたのであろう。

 

あとは、生活習慣の面では、長時間スマホで漫画を見る習慣があったことや食事の偏りで眼球運動や胃腸の働きが悪くなっていたのもポイントであった。

 

このように、原因が複雑に絡まっているケースでは、良くなるまでに時間がかかることもあるが、一つずつ着実に解消していくことで必ず良くなると確信して日々施術を行っている。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀