めまい・ふらつきの症例(その7)

お客様

女性 40代 御坊市在住 介護職

来院

2019年 1月

お悩み・症状

1年ほど前に初めてめまいを感じて、その時は治まったものの、6カ月前にグルグル目が回るような回転性めまい、左耳鳴りや耳のつまり、聞こえづらさが起こってから、まっすぐ歩けない、スーパーできょろきょろした時や美容院のシャンプーであお向けに寝た時、下を向いてから戻した時などにフラ~っとするめまい、車の運転中に段差などで揺れた時に船酔いみたいな感じが続いている。

 

北出病院や日高病院で診てもらった所、「良性発作性頭位めまい症」と言われ、点滴をしてもらいメリスロンを処方されて経過を見ていたが良くならなかった。

 

介護の仕事は何とか続けていたが、辞めようかとも考えていた時、インターネットで当院の事を知り来院された。

施術内容と経過

初見時、まず症状や体の状態、お悩みに対してしっかりカウンセリングを行い、めまいが無くなったらやりたいことを聞いたところ、また趣味のバレーボールがしたいとの事だったので、目標設定は、「日常的な目まいを克服しバレーボールを再開する」とした。

 

カウンセリング後に検査を行った所、立位・前屈から元に戻した時にフラ~っとするめまいを感じる状態で、検査側からも体が揺れるのが見て確認できた。

 

次に眼振検査を行った所、眼振は出ないものの気持ち悪さは感じるとの事。

 

最後に頚椎と肩関節、脊柱の可動域をチェックしたところ、頚椎後屈(⧻)、両肩外転(⧺)、脊柱回旋テスト(⧺)であったことから、めまい症状は、左内耳異常で起こっており、その原因は、数カ月前からの肉体的・精神的な疲労の蓄積とストレスにあると考えて施術を開始した。

 

初回施術では、まず左エプリーと内耳調整を行い、立位と下を向いてから戻した時のフラ~っとするめまいの主観的、客観的な改善が見られたので、自宅で気を付けることを指導して初回終了。

 

2回目施術(初回施術から7日後)の来院時には、肩回りがラクになったと報告を受けた。

今回は、頸椎調整と骨盤調整、内耳調整と眼球運動にも異常が見られたので眼球調整を行い、目の運動を指導して終了。

 

5回目施術(初回施術から30日後)の来院時には、体感的なめまいが減り車の運転もしやすくなってきたと報告を受けた。

あと、仕事でストレスを感じた時にだけ左耳のつまり感が起こるとの報告を受けた。

可動域検査、頚椎後屈(+)、両肩外転(-)、脊柱回旋テスト(-)

自律神経調整、クラニアルを追加して行った。

 

7回目施術(初回施術から43日後)の来院時には、特定の動き以外(しゃがんで立ち上がった時、速足で歩いた時に右に寄っていく感じなど)でめまいが起こることはほぼ無くなりウンと楽になったとのことだった。

 

9回目施術(初回施術から57日後)の来院時には、日常生活や仕事中にもごくわずか、たまにめまいを感じる程度にまで改善し、めまい症状が起こって以来、1年2カ月ほど出来ていなかったバレーボールの練習に行ってみるよう指導した。

 

10回目施術(初回施術から60日後)の来院では、少し不安はあったもののバレーの練習ができたと報告を受けた。

この時点で、当初のめまい症状はほぼ改善し当初の目標は達成できた。

今回からは、更に健康な状態を目指して運動できる体作りにシフトチェンジして施術を行った。

同時に施術した症状・お悩み

首・肩こり

施術方法

エプリー、内耳調整、頸椎調整、骨盤調整、自律神経調整、クラニアル 眼球調整

考察

この症例では、めまい症状は、左内耳異常で起こっていたが、そのそもそも原因は、数カ月前からの肉体的・精神的な疲労の蓄積とストレスにあった。

 

こういった場合、施術で内耳の状態が良くなればめまい感は徐々に無くなってくるが、肉体的・精神的な調子を整えてストレス耐性が回復していないと、急激なストレスがかかった時に症状が再発することがよくあるので注意が必要である。

 

そういったことも含め、事前にしっかり説明を行っておけば、クライアントも不安なく治療をスムーズに進めることができるので、毎回のカウンセリングは非常に重要であると考え、当院では日々施術を行っている。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀