メニエール病の症例(その4)

お客様

女性 50代 主婦 和歌山市在住

来院

2018年 7月

お悩み・症状

昨日の夜から回転性のめまいと肩こり、右耳の耳鳴りとつまり感があり同時に風邪の症状(鼻水、鼻づまり、体のだるさなど)がある。

元々、15年前に初めて回転性めまいが起こった時に耳鼻科で診てもらい、メニエール病と言われてから、年に1回くらい同様のめまい症状が起こる。(特に梅雨時期になりやすいとのこと)

 

今回は、耳鼻科でトラベルミンを処方してもらったが、再発を繰り返すので根本改善は無理かもしれないが、まずは今のめまいを治めて、年々体調も落ちてきているのを感じているのでケアする方法はないかと思っていたところ、当院の事をチラシで見て知り来院された。

施術内容と経過

初見時、眼振検査等でめまいの反応をチェックしたところ、回転性めまいは出現しないものの、ふらつく感じはあるとのこと。

 

次に、両肩関節、頚椎、脊柱の検査を行ったところ両肩外転、頚椎後屈・両側屈・脊柱後屈で可動域制限が見られたことや全身状態から、疲労の蓄積で体力・免疫力の低下、血流やリンパの流れが悪くなる事で起こる各筋肉や関節の可動域制限や内耳異常でメニエール病が起こっていると考えて施術を開始した。

 

まず、疲労の回復と血流やリンパの流れを良くするために頚椎調整と骨盤調整を行い初回終了。

 

2回目の施術では、各所の可動域制限を改善させるために肩関節MTを行った。

(体調を整えるために食事と水分摂取の指導も行った)

 

初回から5回目の施術までで、回転性めまいが起こることは無く耳鳴りも無くなったが、ふらつく感じと耳のつまり感はあるとのこと。

 

6回目の施術で、ふらつく感じがなくなり、耳のつまり感が少しだけ残る程度にまで改善した。

 

8回目の施術で、めまいやふらつき、耳のつまり感などメニエール病の症状は消失。

その後は、再発の予防をしたいとのことだったので、2週間に1回のペースで日常生活での注意点や改善点を指導しながら体調を引き上げる為の施術を行い、13回目の施術で再発の可能性は現状では無くなったと判断したため、卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 体液循環調整 肩関節MT 側頭骨調整

考察

メニエールをはじめ、その他の症状でもいえる事だが、肉体的・精神的な疲れが溜まり体調や体力が低下している時は、元々弱い箇所や疲れの溜まりやすい箇所の症状が起こりやすくなる。

 

この症例でも、メニエール病だけでなく風邪の症状もあったように体調や体力的に低下していた為、症状を発症(再発)したと考えられる。

 

当院では、症状など部分的に不調のある個所だけでなく、体全体の状態を評価して施術することが大切だと考えており、また体調や体力がその方の普通の状態を上回ってよい状態で安定していると、症状の再発防止にもつながると考えて日々施術を行っている。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀