回転性めまいの症例(その7)

お客様

男性 40代 教員 和歌山市在住

来院

2018年 11月

お悩み・症状

半年くらい前から両耳が高音(体温計やセコムのセキュリティなどピッと言うような音)の聞こえづらさを感じており、特に気にしていなかったが、2日前の朝食後に下を向いた時、気持ち悪さとグルっと回るような回転性めまいを感じた。

 

翌日には寝起きや立ち上がった時にもめまいを感じたため、耳鼻科で診てもらった所、特に異常はないとのことでトラベルミンなどを処方してもらったが効果が感じられなかった。

 

体育の教員をしており、体を動かすとめまいを感じるので何とかしたいと思い、インターネットで調べたところ、当院の事を知り来院。

 

思い返すと半年くらい前から、顔のむくみや左腕の痛みとしびれなどの症状もあり、現在も続いているとの事。

施術内容と経過

まず、回転性めまいの有無を調べるために検査を行った所、仰向け寝で眼振が見られたため、良性発作性頭位めまい症であると考えた。(ただ、左右に頭位を変えてもめまいが出現しなかったので左右のどちらか、もしくは両方なのかはその時点では判断できなかった。)

 

次に、肩関節と頚椎の可動域をチェックした所、肩関節外転(特に左肩)と頚椎後屈で可動域制限が見られたことから、体の歪みによって血流やリンパの流れが悪くなり、内耳異常と左腕の痛みやしびれを引き起こしていると考え施術を開始した。

 

 

初回は、頚椎調整と骨盤調整を行い体全体の歪みを整え、血流やリンパの流れを調整して終了。

 

2回目来院時には、下を向いた時のめまいが徐々に軽減してきているとの報告を受けた。

2回目の施術では、前回の調整に加えて体液循環調整と両肩関節・MTを加えて終了。

 

3回目来院時には、下を向いた時に回転性めまいは出ないがフワフワする感じが数秒続くとの事だった。

 

5回目の来院時には、フワフワ感がさらに軽減するも残っていたので、左右の頭位検査を行った所、右耳で反応した為、右側エプリーを行った。

 

6回目の来院時には、下を向いた時のめまいと左腕のしびれはほぼ消失。

 

7回目の施術で、左腕の痛みも消失し、内耳・体の歪み・体液循環ともに安定していた為、卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

左腕の痛みとしびれ

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 肩関節調整・MT エプリー

考察

この症例では、半年以上前から徐々に疲れや体の歪みが蓄積して、血流やリンパの流れが悪くなり、内耳や肩周辺に異常が現れてめまいや左腕の痛みやしびれ、前兆として顔のむくみが起こっていたのだと推測できる。

 

この方のように、回転性めまいの後にフワフワするような浮動性めまいが出現するケースはよくあるが、適切な施術が受けられずにいると長期化してしまうので注意が必要である。

 

ただし、長期化しているめまいでも決してあきらめる必要はなく、原因に対して適切な施術を行えば快方に向かう事は出来ると当院では考え、日々施術を行っている。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀