良性発作性頭位めまい症の症例(その9)

お客様

女性 60代 自営業 岩出市在住

来院

2018年11月

お悩み・症状

9カ月前から何度もグルグルと目が回るような回転性めまいが起こるようになり、今回は2日前にめまいが起こった。

耳鼻科で診てもらった所、良性発作性頭位めまい症と言われメリスロンなどを処方されたが良くならず、インターネットで調べていた時に当院のめまいのセルフケア配信動画を見て来院。

 

寝起きや寝返りを打った時や頭を動かした時にめまいを感じ、めまいが良く起こるようになってからは美容院でシャンプーをしてもらう時にもめまいが起こる。

 

慢性的な首・肩こりあり。その他既往症なし。

施術内容と経過

初見時、眼振検査で右内耳異常による3~4秒の眼振が見られた。

次に、肩関節と頚椎の可動域検査を行った所、両肩関節外転と頚椎後屈・左右側屈で可動域制限(⧺)が見られたことから、右内耳異常による良性発作性頭位めまい症であることと、頚椎や肩周辺の筋肉の慢性的な硬さが、頭部に流れる血流やリンパの循環を悪くしてめまいが慢性化してると考え、施術を開始した。

 

(初回)

まず、初回施術では右エプリーを行い、再度眼振検査を行ったところ眼振が消失したのを確認して初回終了。

 

(2回目)

2回目来院時に、初回施術以降全くめまいが出なくなったと報告を行けた。

今回から、慢性的に悪くなっていた頭部に流れる血流やリンパの循環を良くするために肩関節MT、体液循環調整、自律神経調整を追加した。

 

(3回目)

前回と同じく、めまいの症状は無く順調で前回同様の施術を行った。

3回目の施術から、以前から気になっていたとの事で右膝痛の施術を追加した。

 

(5回目)

椅子から転倒して右膝を捻り、痛み悪化。(右股関節・膝周辺の筋スパズムあり。)

めまいは無く気分がいいとの事。

肩関節と頚椎の可動域制限は徐々に改善。

 

(6日目)

美容院に行っても、今までのようにめまいを感じることが無かったとお喜びの報告を受けた。

初回施術以降、めまいが起こる事なく、肩関節と頚椎の可動域制限はほぼ正常でめまいの再発の可能性もごくごく少ないことから、めまいの症状については卒業とし、後は右膝の痛みが残っていたので継続加療とした。

同時に施術した症状・お悩み

右膝痛

施術方法

エプリー 頸椎調整 骨盤調整 体液循環調整 自律神経調整 肩関節MT 右膝・股関節調整

考察

この症例のように、良性発作性頭位めまい症やメニエール病のような回転性めまいは、まず内耳異常を調整してめまいが起こりにくいようにしてから、頭部(内耳)へ流れる血流やリンパの流れを整え、安定させることでめまいの再発は起こらないと当院では考える。

 

逆に言うと、回転性めまいが一時的に治まっても頻繁に起こる方や再発を繰り返す方は、頭部(内耳)へ流れる血流やリンパの流れが悪くなっている事が多いので、それに対しての施術や対応策が必要である。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀