良性発作性頭位めまい症の症例(その1)

お客様

女性 70代 和歌山市

来院

2016年2月

お悩み・症状

寝たり起きたりする時にフワッとするめまいがあり、右下にして寝るとふらつきがひどくなり左下に寝るとめまいが出にくくなる状態。

2年前にも同様の症状が出たことがあり、その時は自然に治ったが9/15に再発した。

耳鼻科では、MRI検査などを受けてメニエール病ではない。老化現象だと言われ処方された薬を飲んでも効かず、肩こりもひどいので肩から来ているのかもしれないと思い近所の接骨院に通ったが良くならず、息子さんがインターネットで当院の事を調べて来院。

寝たり起きる時にフワッとする感じが1番気になっているのと日中に買い物に行った時など陳列棚をみるのに目線や頭が動くと少しフワッとする症状あり。

 

施術内容と経過

問診、症状、検査をしたところ右耳の良性発作性頭位めまい症であると考えた。

初回から4回目までは、肩こりなど全身状態を整えるために頚椎調整、骨盤調整、肩関節調整を行ない、全身状態が整ってきた5回目~6回目で続けてエプリー法を行った。

6回目以降めまいの症状が全くなくなり、1週間に1回の施術に切り替えて自宅で行うめまいのセルフケアを指導。

3/25、10回目の治療時には約1か月めまいが全くない状態が維持できたので施術終了の提案をしたが、まだめまいが再発する事の恐怖心があるとの事で2週間に1回の経過観察を行った。

同時に施術した症状・お悩み

肩こり 右肩関節痛

施術方法

頚椎調整 骨盤調整 めまい調整(エプリー法) 肩関節・肩甲骨調整

考察

「藁にもすがる思いで来た」と言って来院されるほど、初診時からめまいに対する恐怖心や不安感が強く、しっかり話を聞き、施術中に頭位を変えると眼振が起こるなど納得されるまで説明を行った事で信頼関係が出来て定期的に通院されて適切な施術を行なえたことが良くなった最大の要因だと考える。

めまいの症状は、通常急にめまいがなくなるというよりは徐々に回数が減ったり、めまいが起こる間隔が延びたりして軽減していく症状が多いので、めまいが起こったか起こらなかったかで一喜一憂するのではなく計画的に経過観察していかなければならない。

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀