起立性調節障害の症例(その4)

お客様

女性 10代 小学生 和歌山市在住

来院

2019年 2月

お悩み・症状

1年くらい前から、頭痛や食事の際に喉を通る時の詰まった感じ、息苦しさを訴えるようになり、色々な事に対して不安を感じるようになって、ここ最近は学校を休みがちになってきた。

 

お子さんの状態を見かねて、お母さんが薬に頼らずに良くなる所は無いか探していた時に当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、まず各所の可動域をチェックした所、特に異常はなく、次に呼吸の状態をチェックした所、横隔膜の動きの悪さと肋骨の開きづらさが確認できた。

 

あと、腹直筋の過緊張が見られたことから、胸郭の動きが悪くなり、呼吸が浅くなることで息苦しさや喉の詰まり、頭痛を感じやすくなっている事と、それによって不安が誘発されていると考え施術を開始した。

 

まず、頸椎調整と骨盤調整を行い体全体の緊張を取り除いてから、肋骨・横隔膜調整を行い呼吸が深くなるようになったのを確認したところで初回施術終了。

 

2回目来院時(初回施術から2日後)に、2日間すごくラクだったと報告を受けた。

今回は、初回と同様施術に加え、自律神経調整を追加して終了。

 

3回目来院時(初回施術から4日後)に、初回施術後から喉の詰まりや息苦しさを感じることは無くなり、学校にも普通に行けていると報告を受けた。

今回も2回目と同様の施術を行った。

 

4回目来院時(初回施術から12日後)には、頭痛をごくたまに感じる程度で、それ以外の症状や不安も感じなくなったと報告を受けた。

 

5回目来院時(初回施術から22日後)には、4回目の施術から特に症状も不安感もなくなり、調子が良かったと報告を受けたことと、胸郭の動きの悪さや腹直筋の緊張も消失していた為、卒業とした。

同時に施術した症状・お悩み

特になし

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 自律神経調整 肋骨・横隔膜調整

考察

起立性調節障害や不安症は、当院の見解ではいくつかパターンがあるが、この症例では、肉体的な問題(腹直筋の過緊張や、胸郭の動きが悪さ)が精神的な問題(呼吸しづらいと感じることで交感神経優位になる→不安を感じやすくなる)を引き起こしていたと考えられる。

 

1年くらい患った症状でも、状態によってはこのように短期間で解消できる事もあるので、悩まれている方には病院以外の選択肢としてぜひ、こういった方法がある事を知ってほしいと切に願う。

 

執筆者

廣井整体院

廣井俊紀